sukusuku_no51-1

IT系コミュニティ「すくすくスクラム」の勉強会として、
関係性システム・コーチング®のツールを使ったワークショップを開催しました。

第51回 すくすくスクラム
『チームの成長を阻害する四毒素を探求する!
~関係性システム・コーチング®の智慧~』
https://sukusuku-scrum.doorkeeper.jp/events/21813

関係性の四毒素

「非難、侮辱、自己弁護、逃避」を
人と人の関係に害を与える 「四つの危険要素(=四毒素)」と呼んでいます。

この四毒素は、元々は夫婦関係を壊す危険要素としてあげられているものですが
人と人が関わる環境、全てに当てはまります。

「四つの危険要素」について知りたい方は、『結婚生活を成功させる七つの原則』をご覧下さい。

関係性システム・コーチング®の中では、
夫婦や親子、チームに対して、この四毒素をテーマとして、
コーチングをすることがあります。

今回は、さわりだけになりますが、
そのシステム・コーチング®の中で行っている事をワークショップ形式にし、
四毒素に気付いて貰うという事を目的での開催でした。

開発現場の中の毒素

システム開発の現場は、毒素が出ることが多いと感じています。
自分自身出していたことも、もらった経験もとても多くあります。

その原因は、システム開発の現場の環境にもあるんでしょうね。

システム開発する現場では、
開発内容をタスク(小さな作業単位)に分割し、
その様な形で、進めていく作業スタイルが多いです。

そんな環境では、無意識に人間性を排除して、
人を人として扱わないことも多くなる。

やることが当たり前で、やらない、もしくは出来ないことは、悪。

そして、毒素を履いたり、毒素で返すことも多くなる…。

そんな毒素の多い環境は、
開発チームをギスギスしたものにするばかりではなく、
健康に害を及ぼすという研究成果もあります。

でも、その毒素は、意識することで減らす事が出来ます。
意識して、減らす事で、チームの雰囲気を良くして欲しいと願っています。

ワークショップ後

毒素について意識していただくことで、
普段、何気なく使っている毒素を考えるキッカケとして頂きました。

ワークショップ後は、
ワークショップによくある、ワイワイとして雰囲気ではなく、
自分自身が何気なく使っている毒素について内省が行われ、
静かな雰囲気となっていたのが、印象的でした。

参加者の方々が、普段意識してない毒素について考えてもらったことで、
普段の自分の行動についての深い内省がされていました。

とはいえ、余り深く考え込まず、毒素を少しずつ遠ざけながらでも、
より良い開発環境が作られると嬉しいです。

sukusuku_no51-2

参考資料

当日使用した資料をアップします。

レポート

レポートを書いて頂きました。
とても感謝しています! ありがとうございます☆

最後に

今回は、オープン参加者のためのワークショップとして、
毒素に気付いてもらうことを目的として開催しました。

通常実施する関係性システム・コーチング®では、
毒素が出たときの対応まで、話しあって貰い、
そして、メンバーに自発的に環境を作って行ってもらいます。

体験して気付いたことは、行動にすることで、次につながっていきます
関係性システム・コーチング®を実際に受けて頂いて、
次につながるような、もっと良い環境を作って欲しいと願っています。

[content_block id=2243]