ライフ・コーチのかぜっちです。

コーチングをやっている人から、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
『答えはクライアントの中にある』

正直、なんのこっちゃ???
って気持になりますよね?

そして、
自分の中にあるなら、もうそれに対する行動をしているよ。
なんて、言葉を返されることもあります。

でも、コーチは、
『答えはクライアントの中にある』
って言います。それは自分も含めて。

そもそも、自分の中にあるってどういうことなんでしょうか?
それを考えてみました。

『山』って聞いて何を思い浮かべる?

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突然ですが、『山』と聞いて、どんなイメージがありますか?

・富士山やエベレスト、田舎の山といった現実的な山
・自分の中にイメージしている山
・登山やクライミングしている山
・裏山
・山の中を歩いている風景や想い出
・スキーやスノボをしている風景や想い出
・砂山

他にも、多くの『山』が存在することでしょう。
人がそれぞれ異なるように、『山』のイメージもそれぞれ異なります。
そして、それは、コーチとクライアントの間でも同じなんです。

同じ『山』を作り上げていく

コーチとクライアントが違う『山』を思い浮かべていては、
クライアントのためのコーチングをすることが出来ません。

そんな訳で、コーチは自分の持っている『山』のイメージを手放し、
クライアントの持っている『山』のイメージを作り上げていきます。

それは、クライアントが言葉として口に出していくということを通して、
コーチとクライアントとの同じイメージの共有にも繋がり、
クライアントの中で、『山』のイメージがもっと具体化していくことにも繋がります。

さらに『山』を深掘りしていく

そうやって、口に出していくことで、
コーチとクライアントで『山』のイメージが共有され、
クライアント自身の『山』のイメージが具体化されて来ました。

でも、それだけでは終わらないんです。

そこから更に深掘りしていきます。

  • その『山』に感じていることは何か?
  • その『山』にどんな想いがあるのか?
  • その『山』と似た山は無いか?
  • その『山』では、どんな経験があるのか?
  • その『山』に期待することは何か?

他にもその時々のクライアントの様子をみて、
色々な角度からの質問をします。

そして、クライアントのその『山』に対する想いを、
更に具体化していき、その裏に隠されたニーズを引き出していきます。

ニーズが明確になると行動につながる

ニーズを引き出すと言うことを繰り返し、
その『山』に対するニーズが明確になっていったら、
次は、それに対してどんな行動をするのかを確認します。

もしかしたらそれは、
『山』から“小さい頃に登った山”をイメージし、
その時一緒に登った楽しさを思い出し、
その時一緒に登った友達に会いに行くという行動になるかもしれません。

でも、それはクライアントが心の底で願っていたコトに対する行動なのです。

だからこそ、『山』というテーマに対して、
旧知の友人に会いに行くという行動が生まれるのです。

答えはクライアントの中にある

クライアントの行動はどこから出てきたと思いますか?
クライアント自身が持っている体験から出てきていませんか?
その体験は、クライアント本人しか知らないことなんです。
(クライアント本人も自覚してないことかもしれません)

もし、アドバイスによりクライアントが行動したとしましょう。
それが、腹落ちしないまま行動の場合、
ずるずると腹落ちしない行動を繰り返すという可能性もあります。
もちろん、それも一つの方法なんですけどね。

コーチは、コーチングという対話を通し、
クライアントの心の奥底にある本当の願いを引き出し、
そして、その願いに対する行動を応援しています。

コーチは
『答えはクライアントの中にある』
という事を知っています。

そして、その上で、コーチングしています。
体験コーチングなどやっていますので、
一度、コーチングを体験して貰えたらと嬉しいです。


継続的なコーチングを受けるクライアントを募集しています。
やりたいことや辞めたいこと、なんでもコーチングのテーマになります。
メッセージをお待ちしています。

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