コーチングやっているって話をしていると、たまーに、こんな事を聞かれたりします。
- 「コーチングって、あれやれこれやれって言うんじゃないの?」
- 「コーチングって、やる事やらないと怒られそう」
- 「コーチングって何やるの?」
- 等々。
色々と誤解されてそうなので、コーチングでやっていることを書いてみたいと思います。
コーチングでやっていること
コーチングのセッションの中でやっているのは、こんなこと。
- 話を聴く
- 本当のニーズを探る
- 行動の後押しをする
そんなもの? と思われそうですが、自分としてはこれ位かなと思っています。
もちろん、他のコーチに聞いたら、他の内容も出てくるかもしれません。
話を聴く
まずは、コーチングの基本、話を聞くことです。その中では、
目標に向かっての懸念、問題や課題だと感じていること。
今や、普段、気になっている事気になっていること、
嬉しいこと。
等々、様々な話を聴きます。そして、聴いているときは、話の内容だけじゃなく、話しているときの感情や感じていた事なんかも話と一緒に聴いています。
本当のニーズを探る
話を聴きながら、
- 何かやりたいとしたら、なぜそれをやりたいと思っているのかな?
- やりたいと話ながら、つらそうな顔したけど、他の気持ちもあるのかな?
- 等々
問いかけをしながら、話していることの、その本当のニーズを深く掘り下げていきます。
例えば、自分が「ジムに行かないといけない」ということを自分のコーチと話していたときの事、
「体鍛えないと、ぶよぶよになるしなぁ」「行くと2時間半は時間必要出しなぁ」等々を
ちょっとネガティブな気持ちで話しているなかから、
「自分のリズムを作るために行きたい」と思っていたという自分の中にあった本当のニーズが引き出されたのです。
太るや時間が必要って言い訳以上に、自分のリズムを作るために、ジムに行くことを欲していたことがわかったので、それからは、もっと気楽にジムに通えるようになりました。
そんな感じで、話していることのその奥にある、本当のニーズを、深く深く探って行きます。
そして、そうして見つけたニーズは、クライアント自身の行動を後押しする、一番の原動力になると信じています。
そのために、
- クライアント自信の価値観を認識してもらう。
- 今見ているモノと別の視点でモノをみて、再度選択してもらう。
- 今この瞬間を感じてもらう。
なんてことをしてもらうこともあります。
行動の後押しをする
目標に向けての 何らかのアクション にコミットしてもらいます。
アクションというと、何かすることを思い浮かべるかと思いますが、何もしないこともアクションです。しなくてはいけないと思っていることを勇気を持って手放してもらったり もします。
また、アクションとして、コーチから何か提案をする場合もあります。
でも、提案なので、そのアクションを実行するかどうかは、クライアント自身の判断。
やるも、やらないも、別のアクションを選択するも、クライアントの自由です。
そして、そこでコミットしたアクションの結果は、次回のコーチングの時に教えてもらいます。
そして…
こんな感じで、コーチングのセッションを進めています。
途中途中、コーチングのためのスキルを使うことはありますが、おおざっぱに言って、こんなことをやっています。
とはいえ、進めていく中で、あれやれ、これやれと何かすることを強要はしません。クライアントのやりたいと感じていることを確認しながら進めています。
もし、コーチングの最中に、これをされるのは嫌だということがあれば、それを素直にコーチに伝えて下さい。
コーチングのセッションは、コーチのためのものではなく、クライアントのためのもの。
クライアントが自己実現、自己成長しやすい雰囲気を、能動的につくっていって欲しいと願っています。
是非、コーチングのクライアントとして、このようなコーチングの体験をしてみませんか?
詳細は「ライフ・コーチング」をご覧下さい。
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