人と人の関係性を扱うコーチングをしていますが、
自分自信、ソフトウェア開発を生業にしていることもあり、
とっても、技術寄りの人間でもあったりします。
では、技術と関係性。
パフォーマンスアップをするためには、どちらが有効なのでしょうか?
技術も関係性も扱っている自分として、
パフォーマンスアップには、技術と関係性、どちらが有効かというと、
どっちも有効だと考えています。
すみません。本当にそう思っています。
技術と関係性
技術と関係性。
全く違うモノですよね。
技術の方が見えやすく、関係性は見えづらい。
そして技術は学びやすく、関係性は学ぶにくい。
そんな違いがあるかな?
でも、実は、技術と関係性。
これは表裏一体の関係で、
技術だけでもだめだし、関係性だけでもだめ。
パフォーマンスのためには、両方が必要だと考えています。
PM理論で考えてみる
PM理論はご存じですか?
三隅二不二氏によって提唱されたリーダーシップ理論です。
(1) Performance :目的を達成させるような「職務遂行機能」
(2) Maintenance :メンバー間のコンフリクト解消などの「集団維持機能」
このの2つの次元からとらえ、
リーダーシップを PM型,P型,M型,pm型 (ともにその機能が弱いもの)
4つに類型化した考え方です。
これは個人のリーダーシップに対する考えですが、
チームや組織の考え方にも当てはまると考えます。
(1) Performance を技術力
(2) Maintenance を関係性
とすると、こんな分布が出来るでしょう。
四つの分布でチームを考える
ここで、自分のコトを考えてみましょう。
今のご自身の関わっているチームは、
技術と関係性の四つの分布のどこに属しますか?
こういう質問をすると、その定義は何?
どういうことが出来ていたら、どこに属するの?
という質問が出てくるのですが、
それは、どんぶり勘定でかまいません。
右上を理想としているチームの状態と考えて、
ざっくりと、このあたりかな?と決めてみて下さい。
ということで、ざっくりと
自分の関わっているチームがどこに属しているか考えてみましょう。
改めて目指すことを考える
今関わっているチームがどこに属しているか
チェックできましたか?
では、次にどこを目指しますか?
もっと技術力を高めるもよし、
もっと関係性を高めるもよし、
もしかしてたら、このままでもOK。
目指す方向は見つかりましたか?
ただし、これは、どちらかを先にやるという話では無く
どちらも、その時々で進めていくものでもあったりします。
今の瞬間出来る行動を考えて、進めていって下さい。
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