Art of Hosting は、「参加型リーダーシップを学ぶ場」と言われています。
ここで表されている「参加型リーダシップ」とはどういうことなんでしょうか?
そんな「参加型リーダーシップ」について、書き出しました。
http://aohj.vision/
お申し込みはこちらです。
http://peatix.com/event/67728
自分自身、2015/5/3~6に日本で行われる Art of Hosting (AoH)、
Art of Hosting (AoH) Nagatoro 2015 の ホスティングチームとして活動しています。
ホスティングチームって何だろうな? って感じに思われるかもしれませんが、
簡単にいうと、Art of Hosting の 場を ホストとしておもてなししたり、
その他各種役割をもった、スタッフ的な人達の集まりです。
と言いつつも、今回自分の所属しているのは、“Joyチーム” という、
非言語で盛り上げよう! というチームのメンバーということもあり、
開催直前まで、チームメンバーとの関係性作りといった活動をメインで行っています。
そんなことはさておき、
繰り返しますが、この Art of Hosting は、
「参加型リーダーシップを学ぶ場」と言われています。
この「参加型リーダシップ」について、書き出してみました。
「参加型リーダーシップ」とは?
最初にあげてしまいます。
「参加型リーダーシップ」は、コンティジェンシー理論の中にある、
リーダーシップの分類の一つです。
簡単に(自分の言葉で)まとめると、この四種類ですね。
- 指示型リーダーシップ
- 達成のための道筋を指示する。
- 支援型リーダーシップ
- メンバーが作業しやすいようにサポートする。
- 参加型リーダーシップ
- メンバーの意見を吸い上げながら進める。
- 達成志向型リーダーシップ
- メンバーの達成欲に賭ける。
参考までに、「コンティジェンシー理論」とは、
唯一最適なリーダーシップ・スタイルというものは存在せず、
集団の特性や集団が直面している状況に応じて、
望ましいリーダーシップのスタイルは異なる。
という理論の事で、グループの成長段階により、
リーダーの関わり方が異なるということを表した理論ですね。
なぜ「参加型リーダーシップ」なのか?
なぜ「参加型リーダーシップ」なのでしょうか?
他の三つのリーダシップタイプが重要ではない。
ということは、もちろん無いですよね。
他の三つも、それぞれ大事なリーダーとしての関わり方です。
では、なぜなんでしょうか?
そこで、ちょっと、考え方を変えてみます。
コンティジェンシー理論の図を元に、
“共労的行動” を “チームワーク”
“指示的行動” を “業務スキル”
と言葉を換えてみました。
こうすると見えてくるのが、
チームワークが高く、業務スキルが高いチームに対して、
どのようなリーダシップをとっていくのか?
その答えとなるのが、「参加型リーダーシップ」なのではないでしょうか。
その裏には、
チームワークが高く、業務スキルが高いチームを、
どうやって作っていくのか?
そんな問いか隠されている気がします。
まとめると、こういうことなのではないでしょうか?
「参加型リーダシップ」実施するチームを作る方法を学ぶ
ことにつながる。
そして、その場として、「Art of Hosting」があります。
Art of Hosting で学ぶ「参加型リーダシップ」
最初に書きましたが、
Art of Hosting は「参加型リーダシップ」を学ぶ場です。
その、Art of Hosting では、対話をとても大事にしています。
ワールド・カフェ(WC) や オープン・スペース・テクノロジー(OST)といった、
対話の手法をホスト(※)として作り、または参加しながら、学んでいきます。
(※)対話の場をホストするには、「ホスティング・チャンス」と呼ばれる
プログラムの中で、チャンスを取る必要があります。
Art of Hosting は、三泊四日という合宿形式の中で、
そこで初めて顔を合わせた参加者と一緒に、
色々な事を話し、挑戦し、学んで行く場です。
そこを出発点として、
他の参加者から多くのアイディアを引き出し、
自分のアイディアと組み合わせながら、
実際の現場で一緒に活動する仲間を見つけ、
新しいチャレンジを開始する場です。
このArt of Hosting での取り組みが、
実際の現場で、他の人からの意見を引き出し、
自分の意見と組み合わせ、行動を進めていく。
「参加型リーダーシップ」を発揮していくことに、
つながっていくことでしょう。
Art of Hosting は、滅多に開催される場ではありません、
今回は、折角の機会ですので、
是非、参加して欲しいと思います。